学習障害(LD)について
私には計算する分野が極端に出来ずに悩んでいました。
算数・数学は自分でも異常かなって思うほど出来なくて、それ以外は普通かなと思っていました。
ですが以前記事にも書いたように認知テストの結果は、全体的にそんなに差はなく言語性IQ85、動作性IQ86だったようです。
前回の主治医も、今回の主治医もこの診断には問題ないとの事でした。
(平均IQは100~だそうです。)
言語性IQ、動作性IQとの差が診断材料になるようです。
ただ、下記の記事にある「頑張ればできる」「努力が足りない」「勉強不足」
これは、学生の頃から言われてツライ思いをしました。
先生によって診断は変わるので、自分で納得出来ないと感じたらセカンドオピニオンとして他の病院にも行ってみてください。
学習障害(LD)は主に
- 読字障害(読みの困難)
- 書字表出障害(書きの困難)
- 算数障害(算数、推論の困難)
上記3つに分類されます。
「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算する」という5つの能力の全てに必ず困難があるというわけではなく、
一部の能力だけに困難がある場合が多いです。
読む能力はあっても書くのが苦手、他の教科は問題ないのに数学だけは理解ができないなど、ある特定分野に偏りが見られます。
知的発達に大きな遅れはありません。
LD(学習障害)の特徴
人は誰でも得意不得意があるものですが、LDは得意不得意の差(できるできないの差)が大きく偏りがあります。
視覚的情報を処理することが苦手なことも多く、難解な図形問題を回答することは困難な場合があります。
読む能力に困難がある読字障害は、学習障害と診断された人の中で1番多く見られる症状であり、別名でディスレクシアと呼びます。
欧米では約10~20%の人がこの症状があると言われています。
学習障害は、本格的な学習に入る小学生頃まで判断が難しい障害です。
特定分野でできなないことを除けば発達の遅れは見られないため、
「頑張ればできる」「努力が足りない」「勉強不足」とやり過ごされることが多いです。
また軽度の知的障害や高機能の自閉症と間違われるケースもあります。
LD(学習障害)の子どもによく見られる行動リスト
・文字や文章の意味を理解しながら読むことができない(読字障害)
文章を読ませると非常にたどたどしく、
文章の内容(あらすじ)をつかんだりまとめたりすることができない。
・文章を理解できるが、書き写すことが困難(書字表出障害)
鏡文字(反転した文字)になる。自分で書いた文字が読めない。
・数の概念が身につかず、数系列の規則性などが困難
数字の大小や10以下の概念が分からない。
繰り上りの計算(短期記憶の欠如)や文章題が解けない。
・位置や日時の認知ができない
「右向け右」という指示が分からない。
昨日・明日・明後日を間違えることがある。
引用参考サイト
学習障害(LD)とは - 症状・特徴や接し方|発達障害の子供を支援[LITALICOジュニア]